社員インタビュー

Interview

助産師の経験を活かし、地域活性化の仕事に初挑戦

地域創生事業部 / 2023年入社
F.H

業務内容

私は山梨県富士吉田市で運営しているコワーキングスペースのストアマネージャー兼コミュニティマネージャーとして勤務しています。担当業務は多岐に渡りますが、主にコワーキングスペースの運営業務(店舗スタッフの育成/管理、予約管理、問い合わせ対応、備品管理、施設内の充実化)・コミュニティ育成業務(イベント運営、ビジネスマッチング促進、コミュニティ拡大機会のサポート)を行っています。

働き方

山梨県富士吉田市にて、週3日(1日8時間)勤務をしています。仕事をするときは、主に当社が運営しているドットワークPlusと、自宅の2箇所を仕事場にすることが多いですね。コワーキングスペースのストアマネージャー兼コミュニティマネージャーという役割をいただいているので、10時〜17時はドットワークPlusで仕事をし、現場で起きたことを肌で感じ、すぐに実践できるように心掛けています。コワーキングスペースというオープンな空間で仕事をするからこそ、お客様との距離が近く、要望も受け取りやすいなと感じます。実際にお客様や店舗スタッフと話していて新しい企画を立ち上げるケースもたくさんあって。その場にいるみんなで一つの空間を作り上げていけているようで、日々新しい出会いや発想に感謝しています。

入社したきっかけ

実は、当社に入社する前は助産師として東京都内の病院に勤めていました。新卒から勤務していたので、6年ほど勤めていたことになります。助産師として働いている時に、もっと深く学んで仕事に活かしたいと思うようになり、最新の看護ケアや研究を学ぶため大学院に進学したいと考えていたのですが、なかなか仕事の都合で難しいなと感じていました。

そんな時に夫が山梨県富士吉田市に転勤することが決まり、これはチャンスだ!と思って即行動。大学院へはオンラインで通うことができたので、進学することをすぐ決めました。また、仕事は続けたいと考えていたところ、富士吉田市内に「働き方選択制度」を用意している当社の存在を知り、元々知っていた会社ということもあり、事業内容にも興味があってエントリーするに至りました。

今思い返すと大学院進学・転職・移住と大きな出来事が重なり、大変だったと感じますが、あの時の選択をして良かったと思っています!

1日のスケジュール

<仕事+大学院の勉強がある時のスケジュール例>
05:30 起床
06:00 自宅でテレワーク
08:00 業務を一時中断してドットワークPlusへ移動し、業務再開
14:00 お昼休憩(自宅で用意しておいたご飯を手早く食べて、少し休憩)
14:40 大学院の授業に参加
21:00 夜ご飯
22:30 大学院の勉強
00:00 就寝

仕事のやりがい

私は「誰かの人生のきっかけになる」ことにやりがいを感じます。私と出会ったことで、今まで興味のなかったことに興味を持ってくれたり、やりたかったことにチャレンジできたり、苦手なことがちょっと好きになれたり…。ほんの少しのきっかけを作り、その方にとって何か人生が豊かになることができたら嬉しいです。

例えば、最近の出来事だとドットワークPlusにきてくれたお客様との出会いがありました。その方は当店のチラシを見て来店してくれたのですが、最初は店舗の入り口で様子を伺っていて、緊張からか少し元気のない印象を受けたんです。

そこで、思い切って声をかけてみました。話を聞いてみたら更年期の症状が原因で仕事を続けることが難しくなり、家の中でも中々相談することが難しいという状況…。そこで、施設内で実施しているカジュアルなイベントに招待してみました。雑談をベースに自由にお話しするようなイベントにお誘いし、私はイベント中、参加者同士の交流を全力でサポートし、様々な方と交流機会を持つことができるようにコミュニティをマネジメントすることに努めました。

3回目のイベントに参加される頃には、多くの方と触れ合う機会を持つことで視野が広がり、次への行動へと繋げることができるようになったようでした!最終的には再就職先を見つけることができ、苦手だと仰っていたコーヒーを美味しく飲めるようになり、更年期の症状に関する問題に関しても何か向き合う手がかりを掴んだようで、別人のように活力が溢れる様子をみて、とっても嬉しかったです。

こんな風に、一人ひとりのお客様と向き合って何か前に進むきっかけをつくることを、今後もどんどん増やしていきたいと考えています。

この仕事に向いている人

地域創生事業部には様々な仕事がありますが、共通して必要だと思うのは「自立して自分に与えられた業務を行いながら、部署内の状況を把握して全体を見ながら仕事ができる」スキルです。地域創生事業部のメンバーは一人ひとりが地域で実現したいこと・仕事を通してやりたいことのビジョンがはっきりしています。個の力が強いチームだからこそ、周囲の様子を敏感に感じ取り、報連相をしっかり行って連携しながら業務を行うことが必要です。

また、現在店舗スタッフとして働きたいと思っている方は、ぜひ自分の得意なことをアピールしてください。「イベント運営ができます!」「お掃除が得意!」「イラストが描けるから施設内の展示物は任せて!」など、受付業務を基本としながらプラスαの仕事にチャレンジしてほしいと考えています。自分のスキル・経験を高めながら仕事をしたいと思っている方に活躍していただける環境ですので、一緒に成長していきたい方に向いています!

これから挑戦したいこと

今後チャレンジしたいと思っているのは、「キャリアが中断されてしまった子育て中のパパ・ママにコワーキングスペースを活用してもらい、スポット的に仕事ができる環境を整えること」です。助産師の経験から、子育てをするためにそれまで続けていた仕事を辞めて、その後同じキャリアでの再就職をすることが難しいというケースを見てきました。実際に、子育てを優先しながら働こうと思うと働く場所・働く時間に関して自由が効く必要があり、中々条件に合う仕事環境を見つけることが難しいという話もよく聞きます。

そこで、「子どもを託児所などに一時的に預けている時間に、これまでのスキル・経験が活かせる仕事が、スポット的にコワーキングスペースで受注できたら」と考えました。昔のように自身のスキル・経験を活かして働きたい、でも制約があって働けない。という事情があるパパ・ママと、スキルを持つ方に隙間時間を活用して対応してもらいたい事業者をマッチングするイメージです。

まだまだ構想段階ではありますが、すでに富士吉田市の事業である子育て中の方をサポートする施設と連携関係にあり、ドットワークPlusを利用している人は一時預かりサービスをご利用いただけるプランもあるので、実現までそう遠くないと考えています。初めてのチャレンジになるので、試行錯誤をしながら頑張ります!

また、助産師の経験と看護師・保健師としての知識も活かしてもっと多くの方の潜在的なお悩みを解決できたらと考えています。妊娠出産子育てという分野はもちろんのこと、身近な健康の課題などをテレワークの休憩中にでも気軽にお話しできたら…と考えています。何を相談したらいいか分からないという方も、まずは気軽に声をかけてくださいね!

求職者の方へ一言

地域創生事業部は個性豊かなメンバーが集まってできた部です。一人ひとり自分の強みを持ち、強みを生かした行動計画を立て、実際に動き出すという一連の流れを責任を持って行っています。

強みは飛び抜けたものである必要はありません。まずは、「人と話すことが好きだから、コミュニティ育成の場面でビジネスマッチングの促進に力を入れよう」「情報整理が得意だから、施設内で実施しているイベント情報を綺麗にまとめて施設内で展示しよう」…など、できることから始めていきましょう!

自分なんて…と思わず、興味のある方はぜひ一度お話しさせてください。チームメンバーとして強みを一緒に磨いて、仕事の場面で力を発揮できるようにサポートします!ご応募お待ちしています。



※本記事は、社員のプライバシー保護・サイバーセキュリティの観点から実名の公開を控えています。